ユーザプロファイルフォルダ,要するに C:\Users
についての騒動の顛末.
家のマシン (Windows 7) は,ドライブCが(SSDであるため)容量があまり十分でなく,
利用者たちがデスクトップにたくさんファイルを置くと立ちゆかなくなるので,
ユーザプロファイルフォルダを E:\Users に変えている.
ドライブEにはそれなりの容量がある.
変えると言っても Microsoft がそういうのをサポートしているわけではないので,
このページ あたりを参考に適当にやっていた.
だいぶ前のことなのでどのようにしたか詳細が思い出せない.
メモもとっていないというひどい話.
今日突然,ログインができなくなった.
「User Profile Service サービスによるログオンの処理に失敗しました。
ユーザー プロファイルを読み込めません。」
と言われる.
Googleを引くといろいろ出てきて,レジストリを直すらしい,ということはわかって,その通りやったのだけれど直らない.
どうも,ユーザプロファイルフォルダがなぜか C:\Users に戻ってしまったのが原因らしいと最後にはわかった.
たしか,C:\Users
から E:\Users
へのジャンクションを作っておいたと思うのだけれど,それもなくなって,C:\Users
がフォルダになっている.
確実ではないけれど,どうも .NET version 4 を入れた周辺のなにかが悪さをしたのではないかと思われる….
で,結局今回は次のようにしてみた:
- ジャンクションは作る. (
mklink /J C:\Users E:\Users
) - レジストリ
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\ProfileList
を,以下のようにする.- Default, Public, ProfilesDirectory に,明示的にドライブEを指定.
- 各ユーザに関する (長い) キーの下にある ProfileImagePath にも,明示的にドライブEを指定.
- なお,ログインに失敗したときに,キーの名前に .bak がついてしまうなどの問題が起こったので,Microsoftのサポートページの指示に従って対処.
とりあえず直ったようだ.
キーワード: user profile folder, user profile directory, drive, desktop, junction